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エンジニア SI事業部

仕事も育児も正解がないからこそ、主体的な意識をもつことが重要

M・K 2018年入社/中途採用

DESCRIPTION

中途入社2年目。エンジニアとしてシステムにおけるインフラ部分の企画/構築/設計を担当している。男性社員として社内初となる育児休暇を取得した。

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“お手本”のない仕事から得られる大きな手応え

私が所属するSI事業部では、大きく分けて2つのビジネスを展開しています。一つは受託のような形式でお客様の案件を一括して請け負い、システム開発やコンサルティングなどをおこなう事業になります。そしてもう一つは、お客様先に常駐し、お客様の決定案件に対してテストや開発を実施していくSIer(システム開発にまつわるすべての業務を担当する職務)的な事業です。

2019年1月に弊社と某通販会社さんとで合弁会社を立ち上げまして、新しい通販パッケージのシステムを開発していくというプロジェクトが進んでいます。私は、その新規パッケージのシステムにおけるインフラ部分の企画/構築/設計を担当しています。

私の仕事にはお手本となるものがなく、開発手法に新しいアーキテクチャを取り入れてみようといった試みであったり、インフラの構成にクラウドサービスを使っていこうとしたりするにあたって、ゼロから調べて検証をしてシステムを作っていくということに、とてもやりがいを感じています。

求められるのは「主体的な意識」とそれに基づくアクション

仕事を進めていく中では、やってみてダメだったということはいっぱいありますし、少なからず苦労も伴います。それでも、そういったことを学習できる期間だとか、トライアンドエラーを繰り返しながらも前に進めていくことは、私にとっては大変というより楽しさの方が勝りますね。

一般的にSIer的な仕事においては、タスクがあらかじめ決まっています。「あなたはここからここまでやってください」というのをジョブとして与えられたなら、正直それができれば100点であり、納期も守れて“万歳”です。
けれども、現在私が携わっているプロジェクトでは、最終的なゴールは「製品を作って売ること」と決まっているものの、そこに至るまでの過程には何ひとつ正解がありません。探りながら進めていくので、「あなたはこれをやってください」という範囲からではなく、自分で調べていかないと答えが見つからない世界なんです。そうした動き方ができる人がたくさん集まり、打ち合わせの中で意見を出し合いながら一つのことを決めています。

業務を遂行する上では、自分で不思議に思ったところを自分の力で調べて自分なりの解決案みたいなものをまず出してみるという、主体的な意識が非常に重要であると私は感じています。

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男性社員として社内初の育休を取得

2019年の7月、私は男性社員として社内で初めて育休を取得しました。第2子出産後、実家で過ごしていた妻が自宅に戻ってくるタイミングに合わせ、1ヶ月間お休みをいただいています。

世間的な風潮として、男性の育児休暇も以前より珍しいものではなくなりつつありますし、何より、うちの会社が社員だけではなく家族もすごく大事にする社風だというのは、日頃からひしひしと感じていたので、妻と相談をしながら自分自身も育休を取ってみたいなと思ったことがきっかけでした。

そこには、躊躇だったり、「上司に言ったら嫌な顔をされるんじゃないか」といった心配は一切ありませんでした。出産予定は5月末だとわかっていたので、2月の初めくらいには直属の上司と部長には育休を取得したい旨を伝えていたと思います。

上司の反応としては、「ぜひ!」というものでした。ただし、私は当時、現在のプロジェクトともう一つ他にもプロジェクトを掛け持ちしていので、その引き継ぎといったところの準備をしっかしておいて欲しいというお話はありましたね。

育休取得前後で、業務そのものや仕事の進め方に変化はありません。自分の担当するシステムのインフラの部分に関しては、育休期間中は他のメンバーに対応をお願いしていましたが、戻ってからも決めていかないといけないことは多々あったので、そういうところは復帰後にバシバシ進めていきました。
ちなみに、子どもが生まれたとき、社長が奥様とご一緒に御祝を持って産院まで来てくださったんですよ。本当にありがたいことだなと思います。

育休が夫婦関係に及ぼす「意外な落とし穴」と解決法

「男性も育休を取ったほうがいいか」というテーマに経験者として意見させていただくと、「人による」というのが私と妻に共通する回答です。
普段、旅行以外で夫婦が24時間ずっと一緒にいる機会ってそうそうないじゃないですか。私に関して言えば、そうした時間を過ごすのは育休期間が結婚後初めてのことだったんです。その1ヶ月……まあ、いろいろありましたね(笑)。喧嘩して家を飛び出したり、「育休を取らなければよかった」みたいに考えたりもしました。そんなことを繰り返しつつ、育休期間が終わる1週間ぐらい前に、夫婦でじっくり話し合ったんです。お互いの直してほしいところとかを紙に書き出したり。それは今でも家に貼ってありますよ(笑)。

私たち夫婦の場合、「最初に喧嘩をしてしまった理由はなんだったのか?」を2人で分析した結果、お互いに「何をしてほしいか」「何をするのか」というのを育休期間に入る前にしっかりと決めなかったのがダメだったという結論に達しました。「やってもらえると思ったけどやってくれなかった」だったり、やったのに「なんでそんなことをするの?」みたいに言われちゃったりだとか。
そんなこんなをしつつ、1ヶ月という短期間ながら子育てに集中する時間を持てたことはもちろん、夫婦としての関係も深まったかなという気がしているので、私は育休を取得して良かったと思っています。これから先、育休取得を予定している男性には、どのくらいの育休期間をとり、お互いに何をしてほしいか、何をするのか、あらかじめしっかりと夫婦間ですり合わせしておくことをおすすめします。

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家族と過ごす何気ない日常そのものが癒し

土日はしっかりと休みが取れており、休日出勤となることはほぼありません。休みの日は家族と買い物に行ったり、実家もそんなに遠くはないので、孫を見せに行ったりしています。
何か特別に意識してリフレッシュをしようとしたりはしていないですね。平日仕事から帰ってきて、ワチャワチャと子どもたちの面倒をみて、子どもが寝静まった後で録画しておいたドラマを妻と観たり、ちょっと会話をしたり……なんてことのない日常ですが、家庭ではスイッチを切り替えて、仕事のことは忘れているように思います。
あと、個人的な趣味として音楽活動というか、たまに友人とスタジオに入って楽器を鳴らしたりしています。それもリフレッシュの一つになっているのかもしれませんね。

1日のスケジュール

10:00
時差出社・メールチェック

お客様からのメールやチーム内の共有情報をチェックします。スピード感って大事ですよね~!

11:00
資料・設計書作成

お客様への提案資料を作成したり、システムの設計書を作成したり、午前中はかなり頭を使います!

12:00
内部ミーティング

チームの進捗確認や課題共有します。システム開発はメンバー間のコミュニケーションが重要です!

13:00
ランチ
15:00
資料作成

チームメンバーのアイデアを取り入れながら、お客様向けの提案資料を作成します。

16:00
外部ミーティング

お客様と打ち合わせをおこない、今後の開発方針について議論します。

17:00
内部ミーティング

プロジェクト全体の進捗確認や課題を共有します。少しの遅れや問題であってもすぐに対応策を検討し、施策を打ちます!

19:00
退社

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