時間的な制限がある中、やりがいのある仕事を任せてもらっている
バックオフィスの業務支援を中心としたクラウドサービスをお客様に提供するクラウド事業部に所属。マーケターとして製品の認知やリード(見込み顧客)を増やす活動と並行し、クラウド事業部全体の数値管理、営業メンバーのサポートなど、多岐にわたる業務を担当。中途入社9年目のワーキングマザー。
事業部内におけるさまざまな業務に幅広く従事
現在、私が所属するクラウド事業部では、勤怠管理システムとWEB給与明細を二つの軸として、クラウドパッケージの開発・販売・保守・サポートまでを一貫しておこなっています。ここでの私はちょっと特殊な立ち位置にあり、非常に広範囲にわたる職務を担当しています。
大きく分けると、一つはマーケターとして、お問い合わせの数を一件でも増やし、製品の認知やリードを増やす活動です。商談につなげ、自社のサービスを幅広く市場に定着させることを目標に、外部の企業様と協力して新しい施策を考えたりしています。メインで動く上長のサポート業務や、社内外の窓口としても立ち回ります。
そしてもう一つが、事業部全体の数値管理をはじめとする業務です。予実管理や、取引先様との契約に伴う事業部内でのリーガルチェック(法的に妥当であるか)、クラウドサービスの規約作成などのほか、営業メンバーのサポートも行います。加えて、グループ会社の総務・労務・経理なども担当しており、本当に幅広く、さまざまな業務に携わっています。
部署全体のあらゆる数字や人の動きを見ることの面白さ
私の仕事は事業部の“縁の下の力持ち”のようなポジションとして、各メンバーを全面的にサポートするものです。そのため、部分的・断片的ではなく、事業部全体のあらゆる数字や人の動きを見ることができるのが面白いですね。視野を広くもって自主的に色々動くようにしていると、物事を俯瞰的に、幅広く把握することができるんです。
やりがいを強く感じる何か大きな出来事やエピソードというよりも、日々小さなことでも成し遂げられれば、それが積み重なっていき、自分の中での達成感につながっているように思います。担当業務が多岐にわたるため、やることはいっぱいありますが、その分充実しているなあと感じています。
仕事と育児と両立するカギは「時間配分」と「制度の活用」
私には保育園に通う子どもがおり、お迎えの関係で残業をすることができないのですが、さまざまな業務には「期限」がついて回ります。子どもが5ヶ月の時に仕事復帰したのですが、自分の時間に制限があるせいで、その「期限」が苦しい時もありました。育休の前後で、私の仕事内容自体には変化はありませんでしたし、担当する仕事量が減ったわけでもありません。ただ、仕事に費やすことができる時間が減ってしまったんですね。
そこで、以前にも増して自分の中での時間のあつかいを再考し、「無駄な動きをしない」ということを徹底するようにしました。絶対にやらなきゃいけないことを付箋にワーッと書いて貼ったり。もちろん飛び込みの業務もありますけど、とにかく時間配分をきっちりとおこなって、日々業務に取り組んでいます。
他にも、時差出勤をフル活用していますね。私が退勤しなくてはならない時刻が17時と決まっているため、その分朝早く会社に来るようにしているんです。今は、出社時間として会社が認めている一番早い時間である7時半に来ているのですが、そうすることで、定時上がりの時刻が16時となり、1時間は残業ができることになります。もちろん、残業しないのが一番ですので、何かトラブルなどがあった時のための予備の1時間という感じですね。家族とも相談しながら、現在はこのようなスタイルをとっています。
また、子どもを病院に連れて行ったりしないといけないときはお休みをいただきますが、「元気なんだけど、ただちょっと熱がある」程度の時なら、自宅からのテレワークを活用したりもしています。自宅では子どもが見える部屋から様子を見つつ、仕事をするような感じです。
社内初の育休取得者に! 不安に寄り添い、支えてくれた上司の存在
実は、私は会社全体として初の産休取得者であり、それまでの前例がなかったために、「どうしたらいいんだろう」という手探り状態でした。もちろん、会社として育休制度があるのは知っていましたけど、実際に取得できるのか、本当に仕事と育児を両立できるんだろうか……正直なところ、当時は不安しかなかったです。
そんな中、当時の上司が「私が第一人者であり、後に続く後輩メンバーもいる」ということを念頭に置いてくださり、なるべく働きやすいように、無理のないようにと、すごく気を配ってくださったんです。「制度でここが足りないっていうことがあれば改善するから言ってね」とまでおっしゃってくれました。常にお声がけをしていただいたので、こちらも遠慮することなく、都度相談させていただきながら仕事に取り組みました。そして現在、産休取得の第一人者として、後輩から「こういう時はどうしたらいいんでしょうか?」と相談されることもあり、ありがたいことだなと感じています。
なにより今、時間的な制限があるにも関わらず、ここまでやりがいを持って働かせてもらっているということに感謝しています。育児だけではなく、介護でも同じことが言えると思うんですが、会社としてそうした制度が整っていても、実際に利用できるかというと話は別。SASには、充実した制度をしっかりと利用できる風土があり、会社が従業員のことをしっかりと考えてくれていることを強く実感しています。
実はまた、春から二人目の子どもの産休に入るのですが、今回は1年間のお休みをいただく予定です。ブランクがあっても、私に任せてもらえる仕事がある限り、その恩は業務でしっかりと返していきたいという気持ちは常にありますし、志を高く持って仕事を続けていきたいと思っています。
平日の時間の流れが“秒速”なら、休日は“一瞬”!?
休日は、家族と過ごす時間以外には、美容院に行ったりすることもありますが、自分のためだけの時間はなかなか持てないものですね。あとは、溜め込んでしまった家事を片づけたり、平日用のお弁当や夕飯のおかずを大量に作っておくとか。平日も秒速で過ぎるんですけど、休日も一瞬ですよ。
ときには、近所に住んでいる会社のメンバーたちと、みんなで食事に行ったり、家に遊びに行ったりもしますよ。この前はイチゴ狩りに行きました。家族ぐるみでの交流をさせてもらっています。
1日のスケジュール
- 7:30
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時差出社・メールチェック
お客様やパートナー様からのメールをチェックします。すばやい返信を心掛けています。本日のタスク整理もこのタイミングで!
- 8:30
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契約書の確認
お客様やパートナー様との契約書を確認し、社内調整を進めます。
- 9:30
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売上データ整理
当月分の売上・仕入の締め作業などをおこないます。
- 10:30
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内部ミーティング
自社サービスの利用規約改定に向けた打合せをおこないます。細かくて大変ですが重要な仕事です!
- 13:00
- ランチ
- 14:00
-
外部ミーティング
マーケティング施策など、専門会社の方と打合せをおこないます。
- 16:00
-
損益計算書(PL)更新
事業部の損益計算書(PL)の更新をおこないます。漏れが無いよう細かくチェックしながら情報を整理しています!
- 17:00
- 退社