
広い視野と自由な発想をたずさえ、「SASらしい」サービスを提供
新卒入社8年目。エンジニアとしてSAS史上最大規模の開発案件のプロジェクトリーダーを務める一方、2030年に向けた全メンバーを挙げて取り組む経営計画の策定にも推進メンバーとして参画中。「SASらしい」サービスを目標に、広い視野と自由な発想を武器に邁進し続ける中堅社員。

システムの提供を通じ、お客様のビジネスの実現に踏み込めることの面白さ
私は現在、エンジニアと経営企画の二分野で職務を担当しています。
今、SI事業部の方では某企業の通販システムの構築という過去最大の案件が走っていまして、私はエンジニアとしてそのプロジェクトリーダーを務めています。製品の仕様や、導入先の企業様のカスタマイズ仕様といったところを私が決めているため、お客様のビジネスの実現というところに踏み込めることにやりがいを感じますね。
製品仕様を決めていく上では、お客様がやりたいとおっしゃることであっても、本当にお客様の経営にプラスになるかどうかを自分の中での判断軸として置いています。例えば、カスタマイズの製品仕様を取り入れるにあたって発生するコストが、何年で回収ができるのかといった費用対効果を鑑みて、お客様に「それはしないほうがいい」と申し上げたりすることもあります。システムをご提供するだけではなく、経営的な面からのアドバイスやお話ができるのは非常に面白いです。
一方の経営企画の方では、2030年に向けた会社全体の経営計画の策定をしており、SASが全メンバーを挙げて取り組むプロジェクトの推進メンバーとして私も参画しています。やっぱり自分の会社のことなので、その中心になって進められることにはすごく意欲をかきたてられますね。
自分の中の軸をぶらさず、自律的にキャリアを形成
私が仕事をする上で大事にしているのは、ビジネスを見るというか、本質を掴むということです。お客様とお話をする際にもいきなり画面や機能の話に入るのではなく、システムはあくまでビジネスを実現するための手段であって、そのシステムを作ることによってビジネスがどう変わるか、といったことをお話しするようにしています。
私は新卒で入社後、特定の業務に縛られることなくさまざまな案件に携わり、技術職として経験を積みました。
SASでは人事制度の一環として、期初、中間、期末に上司と面談する仕組みがあり、その際に自身のキャリアプランを話すことができます。
技術だけでなく経営にまで視野を広げることを強く意識することができたのは面談の際に、そうした視点に基づく意見を出し、上司の方に聞いていただいたおかげだと思います。
そのようなSASの仕組み・上司の方のおかげで、今の立場があり、経営計画の推進メンバーになることができたのかなと思っています。

人生をかけた夢を実現するために理想的な会社
就職活動にあたっては、「ものづくりがしたい」という希望が絶対的にありました。業界にはこだわらず、IT以外にも不動産関連なども含め、30社くらい回りましたね。ただ、不動産業界でも建売の住宅を売るのではなくて、注文住宅を作るということにはこだわっていました。
SASに入社を決めた大きな理由は、「ITによるものづくり」ができることと、充実した福利厚生です。私は大学時代に外資系の企業でアルバイトをしていたんですが、そこの福利厚生がとても良く、みなさんライフワークバランスがとれているなというのを見ていたんですよ。そのため、自分も社会人として働く際には、休暇の取りやすさだったり、“ライフ”面も重視できるような会社に就職できたらいいなと思っていたんです。
2012年当時、まだまだブラックなイメージが強かったIT業界の中で、SASの福利厚生の手厚さは珍しく、貴重な会社だなと感じました。ライフワークバランスが重視されており、かつ、ものづくりができるという、自分にとってすごく理想的な会社でした。
SASに入社してからはライフワークバランスはライフとワークが別々のものではなく、相互にいい影響を与えて相乗効果を発揮するものだと学びました。
もともと人生の目標がサービスを世の中に出すことなので、仕事とプライベートを変に境界線を引かずに日々目標に向かって取り組んでいます。
「SASらしさ」を世の中に発信できるサービスを作りたい
もともと新卒当時から、サービスを世に出したいという意思を非常に強く持っていたんですが、それはあくまで「なんでもいいから、とにかく自分がいいと思うものを出したい!」という感じでした。入社から8年たった現在では、やっぱり会社としてやるからにはSASらしさのあるものでないとダメだなという思考に変わりました。
ズバリ言うと、SASは“笑顔”というキーワードをすごく大事にしているので、笑顔が生み出されるようなサービスでないとSASでやる意味がない。そういった「SASらしさ」を世の中に発信できるサービスを作りたいなと思っています。
また、日本ではまだあまり馴染みがないですがシリコンバレーとかでは使われている「プロダクトマネージャー」という言葉があります。「世の中にどうやって製品がフィットしていくか?」といった視点から製品仕様を決めていくのがプロダクトマネージャーの役割なのですが、私はそれになりたいと思っています。
つまり、SASで何かサービスを作る際に自分が中心となり、どのような仕様にすれば世の中にもっとウケるかとか、そういったことを決めていくポジションに立ちたいんです。まずは社内にプロダクトマネージャーという言葉と概念を浸透させていくことができればいいなと思っています。
休日は友人の店でリフレッシュ
親しい友人がアパレルも取り扱う飲食店を経営しているんですが、そこへ遊びに行くのが休日の楽しみの一つです。実はそのお店のオープン前に、塗装を手伝わせてもらったんですよ。たまにお酒の作り方を教わったりもします。
休日の空いた時間を勉強にあてることも多いですね。セミナーにはかなりの回数行っていますし、本もビジネス書を中心に、月に2、3冊は読んでいます。情報収集のツールとしては、最近すごくツイッターも有益だなと感じています。140文字に凝縮されているので読みやすいですし、本だと書き手からの一方通行なところがありますが、ツイッターでは他の人の反応も見られるのが面白いですね。
1日のスケジュール
- 8:30
-
ジム(プライベート)
週に2,3回、出勤前にジムで朝活してます!
- 10:00
-
時差出社・外部ミーティング
どんなシステムにしていくか、お客様の要望や条件をヒアリングします。メンバーへの情報共有も忘れずに!
- 12:00
- ランチ
- 14:00
-
進捗会議
プロジェクト全体の進捗確認や課題の共有をおこないます。他のチームの状況把握も重要です!
- 17:00
-
外部ミーティング
作成しているシステムと関連する、外部のシステム会社と打ち合わせをおこないます。
- 18:00
-
内部ミーティング
2030年に向けて、経営計画の打合せをおこないます。会社の将来のことを話す、すごく有意義な時間です!
- 19:30
- 退社
- 21:30
-
お弁当準備(プライベート)
お弁当は彩りを意識しています!